授かる身体を作るためには不妊以外の症状を改善/良くしていく事が大切になります.

当院でご懐妊された60名以上（2020年～2021年）の患者様にお話を聞かせて頂くと82％の方が妊娠する前は身体の調子が良かったとおっしゃいます。

不妊治療/妊活がうまくいかない患者様の多くに共通している事は卵子の質が悪いという事です。当院の不妊鍼灸治療では卵子の質を改善させる事に着目し鍼灸治療をすすめていきます。

卵子の質が良くなると自然妊娠、人工授精、体外受精に成功する可能性が上がります、一緒に卵子の質を改善させ６カ月で妊活を終わらせましょう。

卵子の質を改善させる為には「低温期」「高温期」をしっかり作り、生活習慣の改善とストレスの少ない生活が大切になってきます。

生活習慣とは主に食事の改善です、普段から炭水化物や糖質の高い物を食べ過ぎてしまっていると体が糖化（老化）してしまい卵子も老化してしまいます。

強いストレスを感じてしまう事でも細胞が傷ついてしまい（卵子も細胞）質の悪い卵子になってしまいます。

卵子の質は生活習慣の改善で３～６カ月で大きく改善されます、妊娠力を高める為にまずは今の生活習慣を見直してみましょう。

低温期は卵を育てる、大切な時期になります、この時期に体温が下がらないと卵の質が低下してしまいます。
低温期にしっかり体温を下げる方法

• 足元を温める
• 睡眠の質を良くする​

【足元を温める】
当院では低温期にしっかり体温が下がらない患者さまに対して、三陰交、太谿というツボにお灸や鍼治療を施します。
体温が下がらない時は体内に熱がこもっている事が（うつ熱）多く、その熱を放散させる為にツボ刺激を行います

【睡眠の質を良くする】
睡眠の質を良くする事で、深部体温が下がり、低温期をしっかり作っていく事が出来ます。
睡眠の質が悪い時は「自律神経」が乱れている事が多いので、日常生活を見直して、自律神経を整えていく事から始めていきましょう、そうすると勝手に睡眠の質が良くなって、低温期にも体温が下がってきます

※低温期の理想の体温は36.2℃です

黄体ホルモンの影響で体温が上がる（低温期より+0.5℃）時期の事を高温期と言います。
高温期に体温がしっかり上がってこない、期間が短い場合は「黄体機能不全」の可能性があります、黄体機能不全になると、受精卵がうまく育たないなど、不妊、不育の原因になります。

高温期をしっかり作るには、良質な脂質（油）、たんぱく質、ビタミンEの摂取が大切になります、またこの時期は便秘になりやすいので食物繊維も多く取るようにしましょう。

良い高温期をつくる為には低温期の過ごし方が非常に大切になります、生活習慣を整えてしっかりと「低温期」「高温期」をつくりましょう。

※高温期は受精卵を着床しやすい状態に整える役割があります
※高温期の理想は36.7℃

上記の７つの質問のうち何個あてはまるモノがありましたか？
１つでも当てはまるモノがあると卵子の質、低下につながり不妊の原因になってしまいます。

でも安心してください、当院でご懐妊された80％以上の患者さまの初診時の状態は上記の項目に４つ以上あてはまっていました、生活習慣を改善させて妊活/不妊治療を終わらせましょう